初夏から初冬にかけて、我が家の冷蔵庫にはピーマンが入っていません。その期間はプランター育ちのピーマンがあるからなんです。
ピーマンは常温保存でも1週間、冷蔵保存すれば3週間ほどと、保存しやすい果菜類です。
さらに、生のままでも冷凍保存できるので、保存方法は簡単ですね。
安いときに多めに買って保存しておくのも良いですが、育てると必要なときに必要な分だけ収穫すれば、新鮮な採れたてピーマンが食べられて経済的!
保存場所も不要です。
ということで、我が家のピーマンの育て方を紹介します。
ピーマンはプランターで栽培できる!
ピーマンは畑がなくてもプランターで簡単に育てることができます。
上の写真は、11月下旬に撮影したプランター植えのピーマンです。
5月ころ、ホームセンターで苗を購入してプランターに植え付けたのですが、少し大きめのプランターに植えたのでしっかり育ってくれました。
肥料は、液肥を2週間に1回程度与えていました。
水やりは基本的に朝に1回で、土の乾燥がひどいときは状態を見て水やりする程度です。
水やりを忘れてしまって、葉っぱがしおれかけたときもあるんですが、水やりするとすぐに復活しました。
ピーマンは強いですね。雑な育て方でも大丈夫みたいです。
別のプランターにも植えてみたのですが、プランターが小さいと、葉っぱの勢いとかが劣りますね。
冬場になると、葉っぱが黄色っぽくなって、今にも枯れそうな感じになりました。
ピーマンの収穫はでききたんですけどね。
ピーマンをプランターに植える場合は、土がたっぷり入る大きめのプランターが良いです。
プランターで栽培できるので、マンションでもベランダで育てることができますよね。
農薬はしたことなかったので、正真正銘の無農薬ピーマンが収穫できました。
ピーマンは冬越しできる多年草!
野菜は一年草のものが多いのですが、ピーマンは冬越しできる多年草なんです。
実は、ここに掲載しているピーマンの写真は冬越しした後の2年目のピーマンなんです。
2年目のピーマンですが、葉っぱの勢いも良く、たくさん収穫できましたよ。
ピーマンは寒さに強いので、冬場の気温が零下になることがない地域だと外でも冬越しできます。
ちなみに、我が家は冬でも零下になることは滅多にない地域なので、外に置いたままで冬越しできました。
冬越し中に1~2回雪が降ったけど積もるほどではなかったと記憶しています。
冬場の気温が零下になる地域だと、冬越しは室内の方が良いと思います。
1年目の収穫が終わったら剪定をしておくと春に新芽が出て枝葉が育ち、初夏の頃にはピーマンの収穫ができます。
3年目も育つことを期待して2回目の冬越し中で、春になれば芽が出るか楽しみに待っているところです。
たった1本の苗で、3年もピーマンが収穫できたら、めちゃくちゃ経済的だと思いませんか。
何と言っても、「彩りにピーマン1つ欲しいな!」なんてときにお家で育っていたら、パパっと採ってきて使えたのも助かりました。
ピーマンの収穫期間はどれくらい?
冬越しして翌年も収穫できるピーマンですが、さらに優れものなのは収穫期間が長いってこと。
一般的に、ピーマンの収穫期間は6月下旬~11月上旬くらいと言われていますが、プランター育ちの我が家のピーマンは12月になっても収穫できました。
それと、1個のピーマン単位でも収穫のタイミングが長いんです。
ピーマンは開花してから2週間くらいで収穫できるようになるのですが、急いで収穫しなくても良いんです。
収穫せずにおいておくと60日くらいで完熟して赤ピーマンになります。最長そこまで待って収穫しても大丈夫なんです。
ただ、赤ピーマンになるまで収穫せずにいると株に負担がかかりすぎるので、青ピーマンのうちに収穫した方が良いんですけどね。
収穫のタイミングを逃して大きくなりすぎたり、熟しすぎたりってことがないので、必要なときに必要なだけ収穫するくらいでちょうど良い感じなんです。
なので、ピーマンが収穫できる期間中は、冷蔵保存したり冷凍保存したりする必要なんてないんです。
まとめ
ピーマンは、毎日がっつり食べる野菜ではないですが、ちょっと彩りに欲しかったりすることありますよね。
そんなとき、自家栽培のピーマンがあると、要る分だけ収穫して使えるので重宝します。
ピーマンを育てるメリットは
- ピーマンはプランターで栽培できる。
- ピーマンは冬越しできる多年草。
- ピーマンは収穫期間が長い。
- 無農薬でピーマンを栽培できる
水やりの手間はかかりますけど、初夏から初冬までの長期間いつでも採れたてのピーマンが食べられるって良いと思いませんか。
ピーマンは強いので、けっこう雑な育て方でも大丈夫でした。
プランターで栽培できるので、マンションでもベランダで育てられますよ。
5月頃にはホームセンターなどで苗を売っているので、ピーマン栽培に挑戦してはいかがでしょう。
収穫の楽しみと、冬越しの楽しみもありますよ。
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