黒豆ご飯は赤飯のような手間がかからず、炊飯器で簡単に炊けますが、おばあちゃんに教わった炊き方には、ちょっとしたポイントがありました。
普段の食事のほか、私の地域では法要などの仏事のときに黒豆ご飯を炊きます。
今回は黒豆ご飯の炊き方に加えて、お霊供繕も紹介します。
黒豆ご飯のレシピ
黒豆を煮豆にするとき、一晩水に浸けておかないといけないので、黒豆ご飯の炊き方もそんな手間がかかりそうな気がしますよね。
でも、黒豆ご飯を炊くときには、そんな面倒な手間はかからないので、黒豆と米があれば思い立ってすぐにも炊けます。
しっかり噛んで食べるととても美味しいご飯なので、ぜひ炊いてみてください。
黒豆ご飯の材料
米:2合
黒豆:1/2カップ
塩:小さじ1
酒:大さじ1
水:炊飯器の目盛りで2合分
我が家は黒豆がいっぱい入っている方が好きなのですが、米2合に黒豆を1/2カップですと、豆はけっこう多めなので、好みで加減します。
黒豆ご飯の炊き方
お米を洗って炊飯器の目盛りで水を入れます。
黒豆(黒大豆)は、洗わずにフライパンで乾煎りします。
黒豆は中まで火が通らなくてOK!皮がピッと切れたら火を止めます。
2分くらい炒ると皮が切れてきます。
ボウルに水を張っておき、火を止めたらすぐに炒った黒豆を入れます。
黒豆は熱くなっているので、チュンって音がします。
チュンと音がするくらい熱いうちに、炒った黒豆を水に入れるのが、おばあちゃんに教わったポイントですね。
2~3回水を換えながらサッと黒豆を洗ってザルに上げて水を切ります。
水を切った黒豆を炊飯器に入れます。
塩と酒も加えてサッと混ぜます。
炊飯器にセットして炊飯します。
電気炊飯器なら、スイッチ入れるだけでOKですね。
私は、炊飯鍋でご飯を炊いているので、蓋をしてガスコンロの火にかけ、沸騰したら中火で12分ほど加熱します。
火を止めて10分間ほど蒸らして出来上がりです。
電気炊飯器で炊くときは、白ごはんを炊くのと同じでOKです。
黒豆が多いとごはんも紫色が濃くなります。
黒豆が上の方に寄っているので、しゃもじで全体に混ざるようにさっくりと混ぜます。
黒豆は2分ほど炒って、炊飯で12分加熱しただけなので、コリコリと固めの食感に炊きあがりました。
固めですけど中まで火は通っていますし、噛み応えがあって噛めば噛むほど美味しいです。
炊飯器だと炊飯時間が長いので、鍋で炊くよりは軟らかめに炊きあがります。
黒豆ご飯のお霊供繕
私の地域では、法要などの仏事のときに黒豆ご飯を炊きます。
今回は、お彼岸のお霊供繕のご飯を黒豆ご飯で作りました。
黒豆ご飯(親椀)
野菜と昆布の煮物(平椀)
黒豆煮(壷椀)
ブロッコリーの塩ゆで(高皿)
麩とネギの味噌汁(汁椀)
煮物、煮豆、味噌汁はいつもこんな感じで定番です。
ブロッコリーを入れている高皿には、いつもは葉物のお浸しや酢ものなどを入れることが多いですね。
まとめ
黒豆ご飯のレシピ、いかがでしたか?
黒豆を乾煎りする手間が加わるだけで、白ごはんを炊くのとほとんど同じで簡単です。
黒豆を炒ってあるので、こおばしくて噛めば噛むほど美味しいですよ。
ぜひ、作ってみてくださいね。
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