野菜を冷凍すると繊維質が壊されるので火が通りやすくなり、生のままより時短調理になると言われています。
そこで、冷凍保存したかぼちゃも煮えやすくなるのか、いつもは生のまま作っていたかぼちゃのそぼろ煮を冷凍かぼちゃで作って試してみました。
かぼちゃを冷凍保存しておくと煮物が時短調理できるかどうかの結果と、かぼちゃのそぼろ煮のレシピを紹介していきます。
かぼちゃのそぼろ煮に使ったかぼちゃ
かぼちゃのそぼろ煮に使ったかぼちゃは、1ヶ月ほど前に煮物用にカットして冷凍保存しておいたものです。
冷凍保存したかぼちゃは、凍ったまま煮物調理するので、煮物用の大きさにカットして面取りもしておきました。
かぼちゃのそぼろ煮レシピ
かぼちゃのそぼろ煮は、簡単にできて美味しいですし、幼児から高齢者まで喜ばれるメニューです。
今回は、冷凍保存したかぼちゃを使ったレシピになりますが、煮る時間が違うだけで他は生のかぼちゃで作るときと同じ作り方です。
かぼちゃのそぼろ煮の材料
かぼちゃ:1/2個
豚ミンチ:200g
すりおろし生姜:1片
ごま油:大さじ1
【煮汁】
水:300㏄
料理酒:大さじ3
醤油:大さじ2
砂糖:大さじ2
出汁の素:小さじ1
片栗粉:大さじ1~2程度
※片栗粉はとろみの具合で加減します。
かぼちゃのそぼろ煮の作り方
水と片栗粉以外の調味料を合わせて、煮汁を作っておきます。
片栗粉は最後にとろみつけに使います。
生姜はすりおろしておきます。
鍋を熱してごま油を引き、すりおろし生姜と豚ミンチを炒めます。
豚ミンチに火が通ったら、合わせておいた煮汁を入れて煮立てます。
灰汁が気になるなら、灰汁取りします。
私は灰汁取りしないんですが、特に問題ないです。
冷凍かぼちゃを凍ったまま鍋に入れます。
皮を下にして並べて入れおくと煮崩れしにくいです。
蓋をして、かぼちゃがやわらかく煮えるまで加熱します。
野菜を冷凍すると繊維質が壊されて煮えやすくなるはずなので、生のかぼちゃでするときより短時間で良いだろうと、5分間加熱してみました。
5分間煮たかぼちゃに竹串を刺してみると、ガジガジとした手応えだったので、結局やわらかく煮えるまで15分ほど加熱しました。
水溶きした片栗粉を回し入れて、そぼろにとろみがついたら出来上がりです。
かぼちゃがやわらかく煮えるまでに少し時間がかかったので、調理時間は20~25分くらいでした。
生のかぼちゃで作ったものと味や食感は変わりません。美味しくできました。
かぼちゃを冷凍すると煮物が時短調理できるのか?
いつもは生のかぼちゃで作っていた「かぼちゃのそぼろ煮」を、冷凍かぼちゃで作ってみると、予想外に時間がかかりました。
生のかぼちゃは、8~10分ほどでやわらかく煮えるのですが、冷凍かぼちゃは15分ほどかかってしまったのです。
煮物用にカットしたかぼちゃは大きく厚みもあるので、解凍に時間がかかったからだと思います。
煮物用にカットして面取りもしてあったので、その手間がかかる分は時短できたんですが、煮るところで時間がかかってしまいました。
時間的には時短調理にならなかったんですが、煮ている間は手放しできるので、手間的には時短できたとも言えます。
まとめ
かぼちゃを冷凍保存しておくと煮物が時短調理できるかどうか、かぼちゃのそぼろ煮でやってみました。
冷凍すると煮えやすくなると思っていたのですが、カットサイズが大きかったので解凍に時間がかかったようで、生のときより時間がかかってしまいました。
時間的には時短調理にならなかったのですが、冷凍室から出してすぐ煮物調理できるので、手間的な時短ができますね。
冷凍しても味や食感が損なわれることもありませんでした。
かぼちゃは生のまま冷凍保存できて、凍ったまま調理できるので、調理に合わせてカットして冷凍しておくと重宝します。
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