赤飯を作るときって特別なお祝い事などの日が多いですよね。
特別な日の赤飯は心を込めて自分で作りたい。
でも赤飯は滅多に作らないので失敗しないかと心配だったりもします。
我が家も今年96歳になるおばあちゃんの誕生日に赤飯を作りました。
おばあちゃんは赤飯が大好きなので、失敗できません。
今回はそんな我が家の赤飯の作り方を、小豆の煮方やもち米の浸し方など隠し技満載で紹介します。
赤飯の材料
赤飯は滅多に作らないし、調理の手間もかかるので、作るときは多めに作って冷凍保存しています。
今回も5合作って、半分は冷凍保存しました。
もち米:5合
小豆:1カップ
うずら豆:好みで
小豆のゆで汁:約7カップ
塩:適量
赤飯にうずら豆を入れるのは、実家の母からの伝授です。
うずら豆が入っていると小豆だけの赤飯より美味しいので、ぜひぜひ入れてみてください。
もち米に対して小豆がたくさん入っている方が好みなら、もち米3合に小豆1カップくらい入れても良いので好みで加減します。
赤飯の作り方
赤飯が炊ける炊飯器もあるので、手間なく簡単に赤飯を作ろうと思えば、炊飯器で炊けば良いですね。
今回は、炊飯器ではなく蒸し器で蒸して作る赤飯なので、手間も時間もかかりますが、手間暇かけたぶん美味しいです。
小豆の煮方
小豆のゆで汁を使うので、まず、小豆を煮ていきます。
うずら豆も小豆と一緒に煮ます。
小豆とうずら豆はキレイに洗って鍋に入れ、たっぷりとかぶるくらい水を入れて中火にかけます。
沸騰したら3分ほど茹でて火を止め、冷たい水を入れて冷まし、ゆで汁を捨ててザルにあげます。
小豆を鍋に戻して、たっぷり(カップ7~10くらい)の水を入れて中火にかけ、沸騰したら20~30分茹でます。
もち米と一緒に蒸すので、少し堅めくらいの煮上がりでOKですが、滅多に作らないものは加減が難しいですね。
今回、小豆は30分煮たのですが、もう少し軟らかく煮ておけば良かったかなと思いました。
粗熱がとれたら容器に入れて冷蔵庫に入れておきます。
2回目のゆで汁は使うので、カップ1強と残りに分けて取り置きしておきます。
カップ1今日のゆで汁はすぐには使わないので、粗熱がとれたら容器に入れて冷蔵庫に入れておきます。
残りのゆで汁は冷ましておきます。
もち米の浸し方
もち米はキレイに洗ったら、最低5~6時間くらい、冷ました小豆のゆで汁に浸けておきます。
ゆで汁だけで足りなければ水を足して、もち米5合だったら7カップくらい、3合だったら5カップくらいのゆで汁に浸けておきます。
私は、ここまでを前夜にしておいたので、一晩(10時間くらい)浸けておきました。
赤飯の蒸し方
もち米を蒸す準備をする前に、蒸し器で湯を沸かしておきます。
もち米をザルに上げ、水気を切っておきます。
小豆のゆで汁に浸けておいたので、ほんのりと色が付いています。
蒸し器に蒸し布を敷いて、もち米を広げて包みます。
蒸し器の湯が沸騰したら、もち米をセットして強火で20分ほど蒸します。
蒸しムラをなくすため途中で一度もち米の上下を返します。
私は、10分でタイマーを入れておいて、もち米の上下を返したらまた10分のタイマーで蒸しました。
タイマーを使うと、時間を気にせず他の用事ができますよ。
もち米だけを20分蒸したら火からおろします。
取り置きしておいた小豆のゆで汁カップ1に、塩小さじ1を入れて塩ゆで汁を作りボウルに入れます。
塩ゆで汁を入れたボウルに、蒸し上がったもち米を入れて、ほぐしながら混ぜます。
茹でておいた小豆とうずら豆を入れて混ぜます。
蒸し器に蒸し布を敷いて、小豆を混ぜたもち米を広げて包み、再度強火で20分間蒸します。
途中で一度上下を返すので、10分+10分でタイマーをかけておくと良いです。
10分蒸したところで火を止めて、しゃもじでもち米の上下を返します。
火をつけたままだと熱くて火傷してしまうので、火を止めてした方が安全です。
上下に返したら強火で10分間蒸してできあがりです。
食べてみて、堅ければ打ち水をして、2~3分ほど蒸して蒸し加減をみながら、好みの軟らかさになるまで蒸します。
ゆで汁が残っていたら、打ち水に使うと良いです。
蒸し器から蒸し布ごと取り出して冷まし、粗熱がとれたら容器に入れます。
まとめ
赤飯を蒸し器で蒸して作ると、手間と時間がかかりますが、手間暇かけた分おいしい赤飯に仕上がります。
炊飯器で炊くともち米がべちゃっとなってしまったりしますが、蒸した赤飯はしっかりと噛み応えもあります。
二度蒸しする前に、塩ゆで汁を混ぜているので、ほんのり塩味が効いていて美味しかったです。
特別な日に、手間暇かけた赤飯を、ぜひぜひ作ってみてくださいね。
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