食育インストラクター養成講座は、食育の第一人者として知られている服部幸應先生が完全プロデュースの通信講座です。
食育について学びたいと思い、いくつかの食育講座を検討した結果、食育インストラクター養成講座を選びました。
実際に受講して食育インストラクター資格を取得できたので、受講体験や試験の難易度などについて書いていきます。
食育インストラクター養成講座を選んだ理由
食育の資格が取得できる通信講座は多数あるのですが、すべて国家資格ではなく民間資格でした。
そもそも、国家資格の食育資格は無いんですよね。
通信講座の実績があるところで開講されている、初学者向けの食育講座の無料資料をいくつか取り寄せてみたところ、学べることは似通っていました。
費用や受講内容、受講期間に大差がないなら、知名度が高い服部幸應先生が完全プロデュースの通信講座が良いんじゃないって思ったんです。
家族のために食育を学ぼうと思ったので、どこでも良かったんですが、どうせなら有名な方が監修した講座の方がワクワク感があるでしょ。
私は、そんな単純な理由で食育インストラクター養成講座を選んだんです。
それと、食育インストラクター養成講座を受講しようと思っていたときに、特別奨励金のキャッシュバックがあることを知ったことで本決定しました。
そんなちょっとしたことやきっかけで、「よし!ココにしよう!」って決めちゃうことってありません?私だけかな?
食育資格で仕事をしたい方にもおすすめ
通信講座で取得できる食育インストラクターの資格は、初学者でもOKの基礎中の基礎の知識が身に付く資格なので、他社の講座でも同等の資格は取れます。
家庭での食育なら、基礎を学ぶだけで充分かと思うのですが、食育資格で仕事をするとなると不十分かなと感じました。
食育インストラクターの資格が他社の資格と違うところは、4級、3級、2級、1級と段階を追って、本格的に上級を目指せるところです。
食育インストラクターのプライマリー資格取得者は3級の受験資格があり、受験資格条件も一部免除されるので、食育初学者が上級目指すなら近道なんです。
食育インストラクター1級まで取得すると、実力もついていますから自信もって仕事にすることができますよね。
がくぶんには、資格取得者のための「お仕事サポート」体制もあるので、食育資格で仕事をしたい人には良いと思います。
食育インストラクター養成講座はどんな感じ?
教材一式が段ボール箱に入って届きます。開閉しやすい箱だったので、教材収納用でずっと使いました。
まず初めに、教材の中に同梱されている「学習のためのガイドブック」を読めば、学習の仕方から資格取得までの手順が分かります。
学習計画を立てるページもあるので、課題提出の目標日を決めて入れておくと良いです。
食育インストラクター養成講座は、メインのテキストが5冊あり、食について基礎的なことから、ちょっと専門的なことまで詳しく分かりやすく学べました。
- メインテキストの内容
- テキスト1:食育の基礎知識
- テキスト2:選食力を養う
- テキスト3:選食力を養う(食材の知識)
- テキスト4:共食力を身につける/地球の食を考える
- テキスト5:世代別食育のすすめ
テキスト1から順に学習し終わったら、課題問題に取り組んで提出し添削を受けることをテキスト5まで繰り返します。
課題提出が6回あるのですが、6回目の課題は出題認定試験になっていて、テキスト全体からの出題です。
課題問題はテキストを見ながらできるので、しっかりと内容を理解していれば、合格基準の70点以上は楽勝でした。
テキストに合わせてDVDも3つあるのですが、課題問題はテキスト学習だけで回答できます。
ですが、DVDにはテキストに書かれてないこともたくさんあるので、視聴した方が絶対に良いです。
食育インストラクター養成講座は、初学者でも無理なく学べる内容なので、家族の食事を担っている主婦なら知ってることも多く、スッと理解できます。
とはいえ、専門的な内容もあるので、なるほどそうだったのかってことも多く、食材選びやメニューなど、我が家の食事情を見直すこともできました。
特に、日常的に役立っているのはテキスト3ですね。
テキスト3は、家庭料理によく使う食材の選び方や栄養素、料理のコツなどが詳しく載っている「食材図鑑」なんです。
家族の食を担っている主婦にとっては、とても役立つ一冊なので、ボロボロになるまで使いこなしたいです。
同梱されているレシピ集からは課題問題は出題されませんが、服部幸應先生監修レシピや食育インストラクター1級の方のアイデアレシピなので、作ってみたいですね。
特に、服部先生のレシピは、目的別ヘルシー献立レシピなので、定期的に作るメニューにしたいです。
食育インストラクターの資格を早く取る方法
テキスト1から、1ヶ月に1冊ずつ学習して課題提出していけば6ヶ月目に認定試験の課題を提出することになるので、ゆったりと学習しながら資格取得できます。
ですが、課題提出はまとめて出しても良いので、早く資格を取りたい場合は、1回ずつ課題提出せずに、まとめて提出すると良いです。
私の場合は、1回目はテキスト1の課題だけ提出したのですが、その後は、2回目と3回目をまとめ提出、4回目と5回目をまとめ提出しました。
提出した課題が添削されて戻ってくるまでに2週間ほどかかります。
課題と一緒に提出する「成績カード」が戻ってこないと、次の課題が提出できないので、最短で取得したい場合には、5回分の課題を全部まとめて提出すると良いです。
ちなみに、娘も同じ講座を受講したんですが、教材が届いたらテキスト5まで一気に学習して、5回分の課題をまとめ提出したので、2ヶ月ほどで取得してました。
食育インストラクターの資格取得の難易度は?
食育インストラクターの資格の中で、通信講座の受講で取得できるプライマリー資格の難易度は低いです。
食に関して興味がある方なら、スッと理解できる内容ですし、在宅受験なのでテキストで調べながら取り組めますから、合格基準の70点以上は簡単に取れるでしょう。
ちなみに、私は認定試験は96点でした。
100点取れると思ってたんですが、テキスト見ながらでも、勘違いや読み違いがあるもんですね。
上級試験になると、推進校通学や研修会参加などで単位の取得が必要になります。
上級になるほど専門性が高くなるし、実践力も要求されるでしょうから難しくなると思いますけど、初学者向けプライマリー資格は難しくありません。
修了証や認定証の発行にかかる日数は?
認定試験の課題提出が添削されて戻ってくるまでに2週間ほどかかります。
添削課題と一緒に、合格通知と修了証や認定証、認定カードなどの申込み書類も同梱されています。
申込みは、発行してほしいものを選んで、振込用紙で費用を振込むだけです。
認定カードの発行には、証明写真が必要なので同梱されている封筒で写真を送ります。
私は、修了証、認定証、認定カードの3点を申込みました。
認定カードには、食育活動する際に身に着けておけるように、カードホルダーも付いていました。
認定カードは、約1ヶ月で届いたんですが、修了証と認定証は、1ヶ月半ほどかかりました。
修了証と認定証の氏名は、墨で手書きされてました。
認定証だけでも良かったんですが、修了証の発行者は服部幸應先生だったので、発行してもらったんです。
頑張った記念ですもんね。
最短2ヶ月で認定試験に合格すれば、3~4ヶ月後には修了証や認定証を手にすることができます。
まとめ
食育インストラクター養成講座は、食育の第一人者として知名度が高い服部幸應先生が完全プロデュースしている講座です。
似たような通信講座が多数あったんですが、その中から食育インストラクター養成講座を選んだのは、服部先生監修だったことが大きいですね。
講座の内容は、初学者でもスッと理解できる内容ながら専門的なことも多く、我が家の食事情を見直すのにとても役立ちました。
課題も認定試験も在宅でできるので、テキストで調べながら回答できますから、テキストに沿って学習すれば資格取得するのは難しくありません。
少しでも早く資格取得したいなら、一気に学習して5回ある課題提出をまとめて提出すると2ヶ月ほどで修了できます。
食に関する資格は何も持っていない私でも、無理なく資格取得できましたし、学んだことが我が家の食生活に役立っているので良かったです。
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