野菜の農薬、気になります?
農薬をどれだけ使っているのか、お店に並んでる野菜を見ても分からないし、そんなこと気にしてたら何も買えないかもしれないですね。
無農薬野菜だけを使えば、農薬の心配などしなくて良いんですが、無農薬栽培のお野菜は高いのでお財布にやさしくない。
それなら、気になる野菜の農薬を気にならない程度に落とせたら良くないですか?
ということで、農家さんに野菜の農薬を簡単に落とす方法を教えてもらいました。
ちょっと面倒くさく感じるかもしれないですけど、野菜の農薬が気になるなら、やってみてはいかがでしょう。
簡単だけど面倒くさい野菜の農薬の落とし方
野菜の残留農薬を落とす方法は、基本的には水で洗うことです。
特に生野菜で食べるものは、丁寧に洗うこと。
加熱して食べるものは、茹でると農薬が溶けだすのでより安心です。
結球する葉物野菜
キャベツや白菜などの結球する葉物野菜は、外側の葉を2~3枚はがして捨てます。
生で食べる時は、5分くらい流水で洗うと安心です。
結球しない葉物野菜
ほうれん草や小松菜、春菊、チンゲン菜などの葉物野菜は、農薬が残りやすいので、流水でボウルに水をためながら5分くらい浸けておいて振り洗いすると安心です。
根元には農薬が残りやすいので、広げてしっかり洗います。
果菜類の残留農薬
トマトやなす、きゅうりなどは、皮ごと食べますよね。
皮の表面には残留農薬が付着しているので、丁寧にこすり洗いをするといいです。
洗っただけでは心配なら、トマトなら湯むきするとより安心ですね。
ナスは、切ってから水に浸けておくとアク抜きできるし、農薬も溶けだして減らすことができます。
いずれにせよ、完全に残留農薬を取り去ってしまうことはできないですけど、減らすことでより安心して食べられますね。
根菜類やイモ類などの残留農薬
根菜類やイモ類などは、泥に農薬がついていることもあるので、スポンジなどで表面を丁寧にこすって洗います。
心配なら、皮を厚めに剥くといいです。
ですが、人参などのように、皮の部分に栄養がある野菜は皮ごと食べたいですよね。
気にしすぎると何も食べられなくなるので、できるだけ丁寧に洗って残留農薬を少しでも減らすことです。
ただ、水を出しっぱなしで5分間も洗ったりするのは、簡単だけどめんどくさいし、水道料金もかかってしまいます。
ほどほどで妥協しても良いのではと思います。
野菜は農薬を使わずに育てるのが難しい?
なぜ農薬を使うのかというと、野菜が害虫にやられたり病気になったりするのを防ぐためですよね。
特に、お店で売ってる野菜は、無農薬栽培と表示されてないものは、多少でも農薬が使われていると思っていた方が良いですね。
お店で売ってる野菜って、虫食いになってるものってないでしょ。
お野菜を買うときに、虫食いの野菜を選びます?
色や形が良くて、虫食いにもなってないような、見た目の綺麗さを重視する人が多いですよね。
農家さんもお野菜買ってもらわないといけないから、お店でよく売れるキレイな野菜を作るんですよ。
でも、虫も寄り付かないほど農薬が散布されている野菜って、ちょっと怖いですね。
逆に、虫食いになってる野菜は、美味しいから虫に食べられちゃうんだなって、思ったりしてます。
キレイなお野菜は、多少なりとも農薬が使われていると考えて、丁寧に水で洗い流して食べた方が良いですね。
ちなみに、私が絶対にお店で買わない野菜は「大葉」です。
お店で売ってる大葉が全てではないと思うんですけど、出荷用の大葉は農薬の散布量が多いと、農家さんが言っていたからです。
実際、家庭菜園で大葉を無農薬栽培すると、虫食いになってない葉っぱの方が少ないです。
おすすめは家庭菜園です!
無農薬や減農薬の野菜を確実に食べたいなら、自分で作ることです。
ちなみに、うちも家庭菜園で野菜を育ててるんですけど、ほぼほぼ無農薬栽培です。
写真はうちの畑で採れた無農薬のナスです。
こんな見た目が悪いナスはお店で売ってないですよね。
虫食いアリだし、形がいびつなものもいっぱいできますけど、無農薬なのでサッと洗うだけで食べてます。
家庭菜園で自分で育てた野菜は、安心して食べられます。
農地の管理が難しくなっている農家さんから、畑を借りて家庭菜園するのもいいですし、そんな大掛かりでなくても、プランターで栽培することもできます。
まとめ
お店で売っているお野菜は、多少なりとも農薬が使われているものが殆どです。
残留農薬がどれくらいあるのか、お野菜を見て判断することはできないですから、気になるなら、丁寧に洗うことです。
野菜にもよりますが、流水で5分間くらい丁寧に洗うことで、農薬を減らすことができます。
ただ、毎日毎日、使う野菜すべてを5分間も洗うのは面倒ですし、水道代がかかってしまうので経済的ではないですから、ある程度の妥協は必要かと思います。
より安心安全な野菜を食べたいなら、自分で無農薬栽培することですね。
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